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【第3回目講義(初級編)】
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第3回目講義

カルテの構造と各ポジションの名称


カルテの作成-1
 
(1) 生年の干支の求め方
 
(2) 生月の干支の求め方
 
(3) 生日の干支の求め方
 
(4) 生時の干支の求め方


カルテの作成-2
 
(1) 空亡の記載
 
(2) 刑冲会合の記載
 
(3) 五行表の作成


カルテの作成-3
 
(1) 地支蔵干の出し方
 
(2) 干合の出し方


カルテの作成-4
  通変星の出し方


カルテの作成-5
  十二運星の出し方
  羊刃の出し方


カルテの作成-6
 (1) 大運の立運について
 (2) カルテと大運の関係について
 (3) 大運制定法と立運について
 (4) 命式の事例による具体的計算



   カルテの作成-1

 例として、【昭和44年2月2日午前10時10分生まれ】の人を算出することとします。








 
【原則-1】

その年の1年間というのは、その年の立春から翌年の節分までをいいま
 す。


 ◇ まず最初に、その人が1月1日から節分(立春の一日前)までの間に生
   まれたかどうかに着目し、もし、そのあいだに生まれたということであれば、生
   まれ年の干支は、前年の干支を用いるのが、原則であります。

   下記の万年暦から見てみます。

 ◇ この人の場合、
2月2日は節分(2月3日)までの生まれですので
  ・ 前年(昭和43年)の生まれ年の干支である
「戊申」を採用します。
  ・ もし、
2月5日の生まれですと、その年(昭和44年)の干支である
    
「己酉」を採用します。

 ◇ 復習のため、もう一度説明しますと、1月1日から1月31日までの
  1月生まれの人、それと、2月1日から節分までの間に生まれの人は、
  前年の干支を用います。

立春当日に生まれた人はどうなるのか。

 ◇ もう少し正確に表現しますと
  ・ 2月節入日(立春当日)の午前8時53分以前に生まれた人は、
   前年の昭和43年の干支を用い、
  ・ 2月節入日(立春当日)の午前8時54分以降に生まれた人は、
   昭和44年の干支を用います。  

         
万 年 暦(昭和43年、44年のみ掲載)
昭和43年(西暦1968年)戊申年 昭和44年(西暦1969年)己酉年
−− −− 1日 節入
節入
時間
−−  −− 1日 節入
節入
時間
1月 癸丑 庚午 6日 15:22 1月 乙丑 丙子 5日 21:12
2月 甲寅 辛丑 5日  3:03 2月 丙寅 丁未 4日  8:54
3月 乙卯 庚午 5日 21:13 3月 丁卯 乙亥 6日  3:06
4月 丙辰 辛丑 5日  2:16 4月 戊辰 丙午 5日  8:10
5月 丁巳 辛未 5日 19:51 5月 己巳 丙午 6日  1:45
6月 戊午 壬寅 6日  0:14 6月 庚午 丁未 6日  6:07
7月 己未 壬申 7日 10:37 7月 辛未 丁丑 7日 16:27
8月 庚申 癸卯 7日 20:22 8月 壬申 戊申 8日  2:09
9月 辛酉 甲戌 7日 23:06 9月 癸酉 己卯 8日  4:52
10月 壬戌 甲辰 8日 14:30 10月 甲戌 己酉 8日 20:12
11月 癸亥 乙亥 7日 17:25 11月 乙亥 庚辰 7日 23:06
12月 甲子 乙巳 7日 10:04 12月 丙子 庚戌 7日 15:47





     
原則−1の関係を図示すると、次のようになります。


 昭和44年の例で言いますと
  ※【立春前】とは、2月4日の午前8時53分以前の生まれであります。
  ※【立春後】とは、2月4日の午前8時54分以降の生まれであります。



 
【原則-2】

毎月の1か月というのは、その毎月の節入日時(月節日時分とい
  う)以降から、翌月の月節日時分までを用います。
  ですから、その月の月節日時分以前の生まれなら、前月の干支を用
  いることとなります。


 
◇ 2月2日生まれ場合、
  
・ その月の月節日時分が2月4日の午前8時54分ですから、その月
   の月節日時分以前の生まれということで、この人の生まれ月は、1月生ま
   れとなり、1月干支の「乙丑」を採用します。


 ※ この考え方は、いずれの年でも、いずれの月でも例外なく適用するのが
    原則です。


     
原則−2の関係を図示すると、次のようになります。





 
【原則-3】

 
生日の干支は、生まれ年の干支や生まれ月の干支の算出方法とは
  いっさい関係なく生まれ月の一日(ついたち)の干支から順に数え、
  その日数分に該当する日の干支を採用。


 ◇ 上記の万年暦で見ますと、2月1日の干支は
「丁未」であり2月2日
   ですと、次の干支である
「戊申」ということになります。

 ◇ もし、この人が2月20日生まれですと、2月1日の干支
「丁未」から
   数えて20番目の干支に該当します。
    答えは、
「丙寅」になります。お分かりになりましたか。

 ※ これらの計算は、一般的には下記に記載した「六十干支表」から計算す
   ると、手間が省けます。
   2月1日の干支は
「丁未」ですから、2月2日なら、「丁未」を起点と
   して、右へ一つ移動し、二番目に当たる干支「戊申」となります。

 ※ 2月20日なら
「丁未」を起点として、20番目に当たる干支「丙寅」
   となります。
   順番に数えていくとは、干支の下に付いている番号の大きいほうに向かっ
   て数えていき、「癸亥60」まできてしまうと、次は左上の「甲子1」から数
   えていきます。

                
六 十 干 支 表
  空亡
甲子

18⇒
乙丑 2
19⇒
丙寅 3
⇒20
丁卯 4 戊辰 5 己巳 6 庚午 7 辛未 8 壬申 9 癸酉10 戌亥
甲戌 11 乙亥12 丙子13 丁丑14 戊寅15 己卯16 庚辰17 辛巳18 壬午19 癸未20 申酉
甲申 21 乙酉22 丙戌23 丁亥24 戊子25 己丑26 庚寅27 辛卯28 壬辰29 癸巳30 午未
甲午 31 乙未32 丙申33 丁酉34 戊戌35 己亥36 庚子37 辛丑38 壬寅39 癸卯40 辰巳
甲辰 41 乙巳42 丙午43 丁未44
1⇒
戊申45
2⇒
己酉46
3⇒
庚戌47
4⇒
辛亥48
5⇒
壬子49
6⇒
癸丑50
7⇒
寅卯
甲寅 51
8⇒
乙卯52
9⇒
丙辰53
10⇒
丁巳54
11⇒
戊午55
12⇒
己未56
13⇒
庚申57
14⇒
辛酉58
15⇒
壬戌59
16⇒
癸亥60
17⇒
子丑



 
【原則-4】

 生まれ時刻の干支は、下記の生時干支表を参考にし、そして、いずれの
  日の生まれでも、 その日の生まれの「干」の行の蘭と、その時刻の列の欄が
  交差する場所の干支を生時の干支とします。

 ※ この原則から生時の干支を出しますと、生日の「干」は
「戊」であり、この
   「戊」と10時10分の
「巳刻」が交差する場所は、「丁巳」の干支に
   なります。
   具体的には、
「戊日」から水平に線を引き、「巳刻」から垂直に線を引い
   た交点の
「丁巳」が 該当する生時の干支ということになります。

  もし、この人が23時40分生まれですと、一番右欄の「子の刻」となり、
  生時の干支は「甲子」ということになります。

  ※ 「子の刻」だけ、左蘭と右蘭に二つありますが、これは、「子の刻」が
   当日と翌日にまたがる時間帯であるため生じていますので、誤解のない
   ようにお願いします。

                
生 時 干 支 表
時間 0-1 1-3 3-5 5-7 7-9 9-11 11-13 13-15 15-17 17-19 19-21 21-23 23-0
  子刻 丑刻 寅刻 卯刻 辰刻 巳刻 午刻 未刻 申刻 酉刻 戌刻 亥刻 子刻
甲日 甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉 甲戌 乙亥 丙子
乙日 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未 甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子
丙日 戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳 甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子
丁日 庚子 辛丑 壬寅 癸卯 甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥 壬子
戊日 壬子 癸丑 甲寅 乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥 甲子
己日 甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉 甲戌 乙亥 丙子
庚日 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未 甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子
辛日 戊子 己丑 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳 甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子
壬日 庚子 辛丑 壬寅 癸卯 甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥 壬子
癸日 壬子 癸丑 甲寅 乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申 辛酉 壬戌 癸亥 甲子

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  ただければ、どこに問題があるのかを私なりに再解釈
  させていただきます。

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