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1 左と右は陰陽の働きを示し、女性と男性のハタラキでもあります。
左(ひだり)とは、「火足り(ひだり)」のことであり、火が足りるとは、火は陽を表わしており、その陽の火が足りるとは、陽の極を意味します。
右(みぎ)とは、「水極(みぎ)」のことであり、水が極まるとは、やはり水は陰を表わしており、その陰の水が極まるとは、陰の極を意味しています。
ですから、左は男性を象徴し、右は女性を象徴することになります。
さて、男性は左から進み、女性は右から退く意味ともなり、具体的には、野球のピッチャーとキャッチャーのような一対の関係で、男性がピッチャーで、女性がキャッチャーということになります。
男性のハタラキをするピッチャーは、積極的に投げ込み、女性のハタラキをするキャッチャーは、その強く投げられたボールを素直に受け取る関係のようなものです。
ピッチャーが投げたボールを上手くキャッチするためには、キャッチャーは前に手を差し出してボールを捕ろうとすると手が痛くて痛くてしようがないですが、手を後ろに引くようにしてボールを受け取ると素直にミットに入ってくれます。
このようになりますと、「投げる」と「受ける」が一体となって調和しますと、素晴らしいゲームが展開され、見ていても楽しいということになります。
男女の関係もまったくその通りで、家庭生活では夫からいろいろと注文やら指示が投げられてきますが、その指示の受け取り手である妻が、その指示を素直に受けて従えば、夫婦の仲が上手く調和しますが、その指示に対し、あれこれと文句を付けるようなことになりますと、家庭不和の元になります。
妻は、多少理不尽な夫の言も素直にスーと受け入れるようになりますと、夫のほうも無理難題を言うこともなく、自然に調和の取れた家庭生活が営めるようになるものです。
なぜなら、これが天地自然の法則に則っているからであり、この法則から離れれば離れるほど、家庭争議はもとより、仕事でも問題が生じやすくなり、また、周囲の環境もギスギスしたものに自然になってきます。
2 最近の男女同権と離婚の関係について
(1) 最近は、男女同権が強く主張され、当たり前のように社会でまかり通っていますが、この主張が間違いということではなく、陰と陽の区別がなくなってきているところが、非常に危なっかしいと憂慮しているところであります。
男女同権は、人格においても、人権においても、まったくその通りでありますが、男女の性差も、差別意識があるということで、男らしさ、女らしさも、学校では教育してはいけないと漏れ聞いています。
天地の理を研究する我々にとっては、とんでもない話だと思えてなりません。
2)陰と陽は、電気のプラスとマイナスのように、まったく相反する性質をもっていますが、このプラスとマイナスが引き合うことによって、エネルギーとなり素晴らしいハタラキをします。
これが陰と陽のハタラキを理解せず、女性もプラスのハタラキをするようになれば、一体、この社会はどうなってしまうのでしょうか。
プラスとプラスは常に反発し、社会の役には立たず、家庭生活も崩壊してしまうのは目に見えています。
3)最近は、簡単に離婚する夫婦が多いようですが、男性は剛で女性は柔、男性はプラスで女性はマイナス、男性はピッチャーで女性はキャッチャーであるという関係を、今一度、真剣に考えてみられてはどうでしょうか。
いつの世も、原始の姿(陰陽のハタラキ)から乖離すればするほど、人生航路に狂いが生じ、男女の仲にも歪みが生まれてきます。
※ 男と女は、家庭でも仕事場でも、競争したり張り合う相手ではありません。
※ 男と女は、深く愛し合う関係で成り立っているのが原始の姿であります。
(参考)
1 余談にはなりますが、左は陽をあらわし男性を意味し、右は陰をあらわし女性を意味しますので、自然の原理から言いますと、男女が仲むつまじく街を歩くような場合には、男性が左、女性が右を歩き、女性が男性の右の腕に手を回すのが、何も考えない本能的な男女のありようではないかと思います。
もし、女性が男性の左を歩いているような場合は、陰陽逆転するため、おそらく女性上位のカカア天下になっているのではないでしょうか。
また、夫婦げんかの絶えないような家庭で、夫婦が一つのベッドで寝ているような場合には、夫が左、妻が右で寝るようにするのも良いかもしれません。
ここで言います「左」「右」は、自分を中心にした「左」「右」で、向かって「左」「右」ではありませんので、お間違いのないように。
2 ここで、左と右の話が出ましたので、ついでに席順について若干コメントします。
よく左大臣と右大臣は、どちらが官位が高いのかという議論が、歴史上話題にのぼりますが、これは左が陽であり、右が陰の関係から、左大臣のほうが官位は高いということになります。
それだけでなく、中国では「天主は南面に座す」と言われており、天主が南面に座しますと、天主の左は東になり太陽が昇ってくる方角で、天主の右は太陽の沈む方角で西ということになり、当然、日が昇る左が上席になるという理屈です。
こういうことから、会社などで行う夜の宴席の席順なども、これに則って、一番偉い社長が真ん中に座りますと、次に偉い部長は、社長の左(向かっては右)になり、次に偉い課長は、社長の右(向かって左)に座るというのが、席順を決める基本になります。
皆様の会社では、どういう席順になっているのでしょうか。
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