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地支三刑は、昔から「四惑・十悪」といわれておりますように、ある支から順
に数えて四番目の支、逆に数えて十番目の支との関係を言います。
(下の左表の番号を御覧頂いたらお分かりになります。)
「刑」という字のイメージから、嫌な感じとか、悪い感じを与えますが、決して良
い作用をするわけではありませんが、必要以上に恐怖観念を持つ必要はあり
ません。
冲よりも運勢上、あるいは運命上に与える影響は軽微であると考えて
ください。
元来、地支三刑の構成上の理論やその機能上の作用につきましては、諸説
があってはっきりしませんが、昔から「四惑・十悪」と言われており、その作用も
なしとはしないので、影響はあるものと推測し採用します。
なお、「丑と未」、「寅と申」は、すでに七冲の関係にありますから、地支三刑
の中からは除外しています。
【三刑・自刑の関係は】
三刑がどういう関係で成り立っているかを表にしますと、下記の表の
ように、三刑も自刑も三合と方合の関係から導かれたものでありま
す。 |
「寅と巳」、「巳と申」の刑は、お互いに十二運では長生の星のため、地支
同士がお互いに勢いを誇っているとして、「勢いを恃む刑」と言われていま
す。
「丑と戌」、「戌と未」の刑は、五行では互いに土で、兄弟関係にあるの
に、戦剋の間柄になることから、「無礼の刑」と言われています。
なお、この刑が成立するのは、本気生まれの場合だけですので、ご留意く
ださい。
「子と卯」の刑は、子は水、卯は木、五行の関係では、水生木と、ちょう
ど母が我が子を産み育てるような関係にありながら、戦剋の関係になる
ため、「恩無きの刑」と言われています。
「辰と辰」、「午と午」、「酉と酉」、「亥と亥」は、同じ支の刑にあることか
ら、自刑と言われています。
肉親や人事関係のことがら、あるいは各種の事象問題につきまして、各
ポジションごとに次のような因果関係があります。
この三刑は、七冲の場合と同様の内容ですが、七冲の作用に比べ、70
パーセントぐらいの作用と考えてください。
@ 自分と父とのあいだが不和になる。
A 祖先のお陰を受けにくい。
B 先祖伝来の仕事とか、父の業務を受け継がない。
ことなどが考えられます。
@ その人の基本運命の上に波乱が起きやすい。
A 夫婦不和が予想される。
時運がきますと、夫婦の性格上の相違か、相手の不行跡により一
時的な別居生活をすることがありましても、離婚まで発展はしない
と見ます。
ただし、男性の場合は軽く、女性の方はその意味するところが強いと
します。
B 情緒不安とか、迷いが起こるとかの精神的動揺がおきやすい。
C 自分の健康上に問題が生じやすい。
などが考えられます。
@ 子どもの力を得られない。
A 配偶者と子どものあいだが不和になる。
B 老後不安がある。
などの意味が考えられます。
@ 自分の配偶者と自分の両親とのあいだが良くない。
などと判断できます。
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